【コロナで一家全滅した話①】医療保険の入院給付金を請求しました✿

ライフイベント

こんにちは。主婦投資家のYUICOです。

実は先月、一家全員で新型コロナウイルスに感染しました。

その際、夫婦共に医療保険の保険金が下りたのですが、私自身知らなかったことが多かったので、支払い対象となるケースや手続きなどをまとめました。

2022年9月26日以降、保険会社各社の入院給付金の支払い条件が厳しくなっているため、わが家の例はレアケースであると思います。

ただ、知っていれば請求できたのに!ということもあるので、同じような状況・家族構成の方にはぜひチェックしていただきたいです✿

過去にかかったことがある、という方もチェックしてくださいね。

\この記事はこんな方にオススメ/

・妊婦さん

・重症化リスクの高い人

・過去にコロナに感染したことのある人

・医療保険に入っていない人

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家庭内感染で一家全滅

わが家は、私が妊婦なのと1歳の子どもがいるのとで、年末年始に帰省などはしませんでした。

一方で、2022年~2023年は行動制限のない年末年始だったので、久しぶりに遠出された方も多かったと思います。

案の定、新年早々、夫の会社でクラスターが発生し、夫もコロナ感染しました。

家ではできる限り隔離したのですが、なんでも口に入れる1歳の子どもがいる中では、家庭内感染は時間の問題で、子どもとほぼ同時に私も感染しました。

その後、重症化した息子は救急車で運ばれ、そのまま入院。

先にかかって症状が軽快していた夫が、付き添い入院することになりました。

私は発熱外来どころではなくなってしまい、病院に行かずに1人自宅で療養しました。

【コロナで一家全滅した話①】としたのは、夫のほうの手続きは少し時間がかかっているため、今回は既に入金まで済んでいる私のケースからお伝えしたいと思ったからです。

みなし入院とは?

新型コロナウイルス感染症と診断された場合、実際に入院していなくても、自宅療養やホテル療養を「みなし入院」として、加入している保険会社から入院給付金が支払われます。

感染拡大に伴い、感染症法上は入院が必要なのにできない、という人が増えたからです。

特に、2022年9月25日までにかかった方は、重症化リスクのない方でも支払い対象となる可能性が高いので、今からでも確認してみてください。

みなし入院の支払い範囲

2022年9月26日以降、みなし入院の入院給付金の支払い範囲は、以下に該当する方のみに限定されました。

【重症化リスクの高い人】

  • 65歳以上の人
  • 入院を要する人
  • 重症化リスクがあり、コロナ治療薬の投与または新たに酸素投与が必要な人
  • 妊婦の人

保健所への発生届の対象となる方です。

支払い範囲が変更されたのは、国の全数把握の見直しがきっかけのようです。

支払い対象も、発生届の対象となる方に合わせて変更されました。

支払われる保険の種類は?

ご自身が加入している民間の医療保険・共済などです。

一般的に、生命保険は死亡・高度障害状態になった場合の保障、個人年金保険は資産形成を目的としているので、対象外となるケースが多いです。

ただし、特約が付いていたり、契約内容によっては支払われるケースがあるので、ホームページなどから確認してみましょう。

陽性者登録までの流れ

私の場合、常備薬は家にありましたし、息子が入院してしまったので、発熱外来には行かず自宅療養をしました。

流れは以下の通りです。

①保健所へ相談

重症化リスクが高いため、医療機関の受診が必要。

しかし、電話診療で「みなし陽性※」にできる場合があるため、かかりつけ医に相談してみるよう助言される。

②かかりつけ医(産婦人科・総合病院)へ相談

電話診療可能。

保健所への届け出は、医療機関から行ってもらう。

③保健所から連絡

陽性者登録のための質問票(電子申請)とMyHER-SYS(マイハーシス、新型コロナ健康状態入力フォーム)の案内をされる。

療養期間についても、ここで知らされる。(自治体HPでも確認可)

※みなし陽性とは・・陽性者の濃厚接触者で、同居家族などが発症した場合に、電話・オンライン診療などで陽性とみなすことです。自己判断ではなく、医師の判断が必要になります。

保健所への電話はすぐに繋がり、上記のやり取りはすべて当日中に終わりました。

簡潔に書いていますが、とても親切かつ丁寧に対応してくれました。

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保険金請求の手続き

保険会社によって異なるとは思いますが、ご参考までに私が提出した書類や手続き方法をご紹介します。

必要書類

Web申請では、フォーマットがみなし入院に対応していなかったので、請求書を送ってもらい、下記の書類のみWeb提出しました。

(コピーが手間でなければ、すべて紙で提出しても大丈夫でした^^)

  1. MyHER-SYSの療養証明書画面(スクショ)
  2. 母子手帳(表紙の写真)

※MyHER-SYSを利用できない場合、PCR検査や抗原検査等の検査結果報告書保健所と陽性者がやり取りしたメールの写し健康フォローアップセンターの受付結果などの代替書類でも対応してもらえる可能性があるので、確認してみてください。

人によって必要書類は異なるので、保険会社に確認して提出しましょう。

入院給付金の支払い対象期間は?

入院給付金は、入院日額●千円という形で出るので、対象期間は気になるところですよね。

私が加入している保険は、コロナと診断された日から、厚生労働省の定める解除基準に該当した日※(保健所から通知された療養終了日)まででした。

※発症日から7日間経過し、かつ、症状軽快から24時間経過している場合、8日目から療養解除となります。

入院している方・無症状の方は期間が異なるので、厚生労働省ウェブサイトをご確認ください。

私の場合、発熱した翌日に電話し、陽性と診断されたので8日間です。

診断日が1日、2日と遅れると、支払い対象期間は7日、6日と減ることになりますね。

※保健所に連絡し、療養期間が延びている方はその限りではないです。

発症日から含めたいところですが、それだと事実確認ができないからかなと思います。

症状が出たら早めに受診した方が良さそうです。

保険会社によっては、一律いくらと決めているところもあるので、こちらも請求時に確認しましょう。

保険金はいつ支払われる?

保険会社各社のHPを見ると、手続きに時間がかかる旨が記載されていますが、私の加入している東京海上日動の保険は非常に早かったです。

カスタマーセンターへ電話

請求書到着(2~3日)

Web申請・書類返送

口座に入金(約1週間)

といったスケジュールです。

請求は療養終了後から可能になりますが、療養期間中に電話したため、書類を早く届けてもらうことができました。

自宅療養でお金がかかったポイント

子どもの入院に関するものは、次回記事でまとめたいと思います。

私は自宅療養なので、あまりお金はかかっていないのですが、自費で支払った分をご紹介します。

  1. 抗原検査キット代
  2. 外出制限期間中の食費
  3. 市販薬・ポカリ・のど飴

1.抗原検査キット代

国が承認した抗原検査キットは、薬局で1~2千円程度で購入できました。

(家族で使用した4本中、3本が陰性と出たので、個人的にはオススメできません。。)

各都道府県で無料のPCR検査も行っていますが、濃厚接触者や有症状者は対象外です。

また、自治体によっては、無料で抗原検査キットを配布しているところも多いです。

(重症化リスクの高い方は対象外なので、医療機関を受診しましょう。)

入院給付金が1あたり5千円などの契約の場合も、当日結果の出る医療機関のPCR検査か電話診療をした方が良いでしょう。

2.外出制限期間中の食費

ワクチンは3回接種済みでしたが、2~3日は高熱が続きました。

外出できない期間は、ネットスーパーなどで大量に冷凍食品のお弁当などを注文しました^^;

自治体で支援物資の配送も行っているようですが、「ネットスーパーや宅配サービスが使えない方」と記載があったので、わが家は利用していません。

(本当に困っている方もいると思うので、そこは助け合いの精神ですね。)

3.市販薬・ポカリ・のど飴

夫が発熱した際、最初の抗原検査キットで陰性になったため、私が市販の風邪薬を購入しました。

私自身は、カロナールを常備していたため、新たに購入はしていません。

ちなみに、コロナが2類感染症のうちは、医療機関を受診して処方された薬は公費負担となるようです。

抗原検査キットで陰性となったことが、初動が遅れた原因です。

しかし、そもそもとして夫のように重症化リスクの低い人は、感染者数が爆発的に増加している中、ホテル療養などは利用できないと思っていました。

結果的に、1歳の子どもと妊婦の私に感染してしまったので、今思えばもっと事前に調べておいて、国や自治体にも頼れば良かったなと思います。

最後に

私は健康には自信があったので、医療保険には申し訳程度にしか入っていませんでした。

今回支払い対象となった保険も、会社の勧めでなんとなく断りづらく、最低金額で入った掛け捨ての医療保険です。

しかし、前回の出産時と今回のコロナで2度保険金を受け取っており、今となっては入っておいて良かったなと感じています。

一度、入院・手術をしてしまうと、一般的に5年は空けないと新たに医療保険には加入できません。

今回一家全滅したことで、体力的にも精神的にも辛かったので、お金の面で支えがあったことは大きかったです。

実際、こういった状況下で、医療保険への加入率も上がっているようです。

感染症法上の2類から5類に移行した場合、みなし入院に対する保険金は支払われなくなるという話も聞きますが、妊婦さんの場合、重症化リスクも高く、入院もあり得ることだと思います。

これから妊娠出産を考えている方は、一度保険を見直してみるのも良いかもしれません。

最後に宣伝になってしまいますが、、

保険の見直しをする場合、窓口に直接行く方法もありますが、下のようなFP相談を通すのがオススメです。

現在は、現在はGODIVAのクッキーのギフトチケットがもらえるそうです。

リクルートが運営する保険チャンネル


保険会社に直接申し込むのと商品自体に変わりはないのですが、いろんな保険会社の商品を比較検討することができます。

都合の良い時間に、カフェや自宅・オンラインなど場所を指定して、面談することができますよ✿

加入中の保険があれば、それらも見てもらった上で、プロにアドバイスをもらえるので、ぜひ活用してみてください。

【コロナで一家全滅した話②】は、夫の手続きが完了次第、更新します。

(1か月などかかる場合は先に更新してしまうかもしれませんが)

引き続きご覧いただけますと嬉しいです^^

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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