【コロナで一家全滅した話②】付き添い入院で医療保険の入院給付金が下りたケース✿

ライフイベント

こんにちは。主婦投資家のYUICOです。

前回に続き、一家全員でコロナ感染し、夫婦で保険金が下りた話についてお話しします。

今回は1歳の子どもに付き添い入院をした夫のケースです。

2類から5類に移行した後の変更点についても、今わかる範囲で触れているので、ご興味のある方はぜひご覧ください^^

\この記事はこんな方にオススメ/

・小さいお子さんのいる人

・重症化リスクの高い人

・医療保険に入っていない人

妊婦である私のケースやみなし入院については、前回記事をご覧ください。

入院までの経緯

夫の会社でクラスターが発生し、夫自身もコロナ感染しました。

発熱から5日目、症状も徐々に軽快し、このまま終わりを迎えると思った矢先、1歳の子どもが発熱しました。

そしてその翌日、熱性痙攣重積で救急搬送、その後9日間の入院となりました。

一般病棟に移れるようになってから、症状が軽快している夫が付き添い入院をすることになりました。

(今となっては、後遺症も残らず全員回復しましたが、非常に辛い経験でした。。)

なぜ支払い対象になったか

夫は付き添い入院であったものの、入院給付金が支払われました。

ポイントとなったのは、以下の2点です。

  • コロナの療養期間中であったこと
  • 実際に入院をしていること

通常、付き添い入院だけでは、医療保険の入院給付金は下りません。

しかし、夫自身もコロナ患者だったため「コロナの治療を目的とする入院」という扱いになりました。

今回のように、医療機関に入院をしている場合は、入院給付金の対象※となるケースが多いです。

実際に、病院からは夫の分の退院証明書も発行され、無事に保険金請求も完了しました。

※2022年9月26日以降、重症化リスクの高い人以外は、みなし入院では入院給付金は下りなくなっています。詳しくは前回記事をご参照ください。

保険金の請求手続き

保険会社や契約内容によって、手続きは異なると思いますが、ご参考までにまとめます。

私が手続きする上で、疑問に思い質問したことも、お伝えしたいと思います。

必要書類

今回請求に必要だったのは「退院証明書(コピー)」のみでした。

領収証や診療明細書でも良さそうでしたが、費用は公費負担となるため、まだ請求自体が来ていません。

通院保障も付いている契約の場合は、通院日がわかる書類も必要になると思います。

Web請求の対象外だったため、担当者と連絡を取り、書類を郵送してもらいました。

支払い対象期間・自宅療養は含まれる?

今回支払い対象となった期間は、退院証明書に記載してある入院期間でした。

※療養解除日は、保健所から連絡があり、2日延びました。

発症日から入院日までバラバラなので、どの期間を請求すれば良いのか全くわかりませんね^^;

夫の療養解除日は、退院日よりも前だったのですが、入院している期間中はすべて保険金が下りました。

②から⑤まで対象にならないのかな?と少し期待しましたが、みなし入院の対象の「入院を要する人」には該当しませんでした^^;

酸素投与が必要など、「本当は入院しなければならない状態であるが、医療機関等の都合で入院できない」場合のみ、対象になるということでした。

保険会社によっても、対象となる期間は変わってくるかもしれないので、請求時に確認してみましょう。

保険金はいつ支払われる?

かかった時間は、トータルで2週間弱です。

カスタマーセンターへ電話

担当者から折り返し(即日)

請求書到着(1週間程度)

書類返送(1日)

口座に入金(5日)

といったスケジュールです。

退院証明書が届いてから手続きをしたので、私の保険請求よりも遅くなりました。

請求書を提出してからは、思っていた以上に早く入金されました。

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子どもの入院でお金がかかったポイント

公費負担となったため、入院費用はかかりませんでした。

公費申請の手続きがまだ済んでいないため、子どもの入院着代などが別途かかる可能性はありますが、現時点でわかっている分だけご紹介します。

  1. タクシー代
  2. オムツ、お菓子、ジュース代など
  3. 小さめの食器用洗剤・衣類用洗剤など
  4. 夫の療養解除日以降の食費

1.タクシー代

救急車の付添は1名だけだったので、私は自宅で待機していました。

あまり状態が良くなく、後から私も病院に呼ばれてタクシーで向かい、子どもはそのままICUに入ったので、その日は大人だけで深夜に帰宅しました。

この往復だけで、1万円以上かかりました

2.オムツ、お菓子、ジュース代など

一般病棟に移り、付き添い入院ができるようになったら、食料などを買い込んで病院に向かいました。

コロナ患者は、一度入ると病室から出られなくなるため、2週間分の食料を持参しました。

食事は提供されますが、子どもの偏食対策で、大量のお菓子とジュース(子ども用のポカリ)を買いました。

3.小さめの食器用洗剤・衣類用洗剤など

家族全員コロナ感染しており、途中の洗濯・差し入れができないことから、荷物がかなり多くなりました。

なるべくコンパクトに収まるよう、小さめの洗剤なども買い足しました。

大人用の飲み物や軽食などもすべて持ち込んだので、2と3だけでも8千円くらいかかりました。

4.夫の療養解除日以降の食費

公費負担で食事が出るのは療養期間中だけなので、それ以降の食費は自費となります。

まだ請求は来ていませんが、自己負担額の上限は1食460円なので、3千円少々の予定です。

コロナでなかったとしても、子ども医療費助成の対象となる家庭は、ほとんど費用の心配がいりません。子どもが重症化してしまい、精神的に辛い時期だったので、お金の心配をしなくて良かったのには感謝です。

2類から5類に移行したらどう変わる?

現在、新型コロナは感染症法上の2類に位置付けられていますが、2023年5月8日以降は、5類への引き下げが正式に決定しています。

ただし、ワクチン接種や、検査・入院などの医療費がいきなり自費になる、というわけではなさそうです。

「受診控え」を懸念して、当面は公費負担を継続し、段階的に見直していくと言われています。

一方で、医療保険などの入院給付金については、みなし入院が対象外となりそうです。

5類と言えば、季節性インフルエンザと同等に扱われるわけですが、インフルエンザの場合も実際に入院しないと保険金は下りないからです。

今回のように、自分自身もコロナに感染し、一緒に入院という形になれば、入院給付金は支払われます。

今から医療保険に加入しても保障される?

保険を申し込むと、以下の3つが完了した日から保障が開始します。

(責任開始日と言います。)

  • 申込み
  • 告知・審査
  • 第一回保険料支払い

日にちがずれた場合は、いずれか遅い日からになります。

責任開始日以降に、保険金の支払い事由に該当すれば、保険金が支払われます。

一般的に、入院・手術歴があると、5年は空けないと新しく医療保険に入ることができません。

コロナの場合は、その限りではありませんが、一定期間経過しないと入れないというケースが多いようです。

「医療保険にはいずれ入ろうかな」くらいに考えている方は、感染前に一度検討してみてはいかがでしょうか。

今回も宣伝になってしまいますが、、

保険の相談をする場合、窓口に直接行く方法もありますが、下のようなFP相談がオススメです。

現在は、現在はGODIVAのクッキーのギフトチケットがもらえるそうです。

リクルートが運営する保険チャンネル


保険会社に直接申し込むのと商品自体に変わりはありませんが、いろんな保険会社の商品を比較しながら、ご自身の要望に一番合った保険を提案してもらうことができます^^

都合の良い時間に、カフェや自宅・オンラインなど、場所を指定することもできますよ✿

加入中の保険があれば、余分なところ、足りないところなど、プロ目線でアドバイスをしてもらえるので、ぜひ活用してみてください。

最後に

途中心配になるようなことも書いていますが、現在は家族全員回復し、今まで通りの生活を送っています。

正直、コロナでこんなにも大変なことになるとは、想像もしていませんでした。

重症化して苦しむわが子を見るのはとても辛かったですし、大人も嗅覚障害が3週間続くなど、とても「インフルエンザと同等」とは言えませんでした。

かからないことが一番ですので、本記事を読んでくださっている皆さまが、健康に過ごせることを切に願っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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