こんにちは。YUICOです。
本記事では、「私が実際に支払った結婚式費用」を公開します。
都内式場の挙式で、70名強を招待しました。
ご祝儀で戻ってきた金額と、自己負担した金額、夫婦の負担割合も紹介しています。
挙式・披露宴を検討中、ライフイベントとして結婚式費用に興味がある、という方はぜひチェックしてみてください^^
結婚式費用の相場は?

Hanayume(ハナユメ)
の調査によると、結婚式費用の平均は324.6万円、ゲスト数の平均は67.3人となっています。
一般的に、料理代や引出物代など、人数が増えるごとに費用は上がります。
以下は、地域別、ゲスト人数別の最終費用平均と自己負担額平均です。
※ハナユメ調べ(各条件で10会場の最終請求書の総額平均から算出)
出典元:ハナユメ結婚式準備ガイド 【最新版】結婚式の費用まとめ!相場や自己負担、見積もりの見方について
私も見学で、4件ほど式場を回りましたが、東京都内であればもっと高い感覚です。
実際に式場に支払った費用総額

東京都内のアニヴェルセルで、ゲスト72名を招いて、挙式・披露宴を行いました。
その際にかかった費用総額は、約510万円でした。
こちらは、項目別に分けた費用一覧です。

※外注したプチギフトとペーパーアイテム、両親への記念品代は含まれていません。
※私たち2人を含め、74名の費用です。
結婚式には、人数にかかわらず必ずかかる「固定費」と、人数に比例して動く「変動費」があります。
表の項目を固定費と変動費に分けると、このようになります。
【固定費】
会場、挙式、衣装、美容、フラワー(会場・ブーケ)、演出、エンディングムービー、写真、装飾・グッズ
【変動費】
料理、ドリンク、ケーキ、フラワー(会場)、引出物

ゲスト1人あたりにかかる費用は、最低でも29,280円ということになります。
人数が増えて、テーブル数が増えれば、テーブル装花の金額も上がります。(1テーブル1万円くらいでした。)
引出物も、親戚や上司へは1万円のカタログギフトを贈っているため、さらに1人あたりの金額は上がります。
私たちの場合、ゲストに楽しんでもらう内容(料理・演出)を特に優先しました。
逆に、あまりこだわりのないフラワーやケーキのところで、コストカットしました。
新婦衣装代も高いですが、キャンペーン値引きのところで、ウェディングドレス(約37万円)が全額無料になっています。
会場費以外にかかった費用
持ち込みが基本的にNGの(または別途料金がかかる)会場なので、あまり多くはありませんが、外注したものもあります。
・ペーパーアイテム(招待状・席次表・席札・フォトプロップス)
・プチギフト
・両親への記念品(ウェイトベア)
・前撮り(和装・ロケーションフォト)
・ブライダルエステ、ネイル、まつエク
・ブライダル下着
これらは式場で頼むとかなり高額になったので、外注してよかったです。
式場によっては、カメラマンや司会、装花、ドレスなどの持ち込みも無料のところがあります。
こだわりがあったり、伝手でお願いできる方がいる、という場合は、会場見学の際に確認しておくと良いでしょう。
最終見積もりは100万円上がる!?
「契約時の見積もりから100万は上がる」という話はよく聞くので、最初にどれも多めに見積もってもらいました。
それでも、結果として約97万円上がりました。
見積もりが上がったポイント!
- ゲスト数変更(+4名)
- 料理コース変更(+1,000円/1人→+142,000円)
- 音響コース変更(+23,000円)
- 衣装変更(+32,000円)
- タキシードの2次会使用料(+30,000円)
- 衣装小物が見積もりに含まれていなかった(+32,500円)
- 美容コース変更 (+23,000円)
- フラワー変更(メイン・ケーキ装花+26,400円、ゲストテーブル+29,800円、両親贈呈用・トスブーケ+35,000円)
- 演出追加(+185,000円)
- エンディングムービーコース変更(+65,000円)
- 写真(+80,000円)
- 親戚・上司への引出物変更(+165,080円)
細々としたものは省略していますが、サービス料・消費税でさらに+10万円かかっています。
「確かに最初の見積もりでそこまで詰めないよね・・」という細かいところばかりですが、単価が数万なので、どんどん上がっていきました。
あとは、プランナーさんがとても営業上手で、「少し値段は上がりますが、このプランに申し込むとこのサービスも無料で付いてきてお得です!」という文言に乗せられ、いろいろとコース変更しました。
とはいえ、基本的には「良いサービスに納得して選んでいった結果、値上がりした」という感想です。
値上がりが必至だったのは、衣装小物と引出物代のところくらいでした。
ちなみに、18万5千円もかかっている演出は、プロダンサーの方に踊っていただきました。
これはウェディングコンサルテーション(※)で、デモンストレーションを見てとても素敵だったものです。
※成約済みの新郎新婦が参加できるイベントです。料理の試食や当日の演出・アイテムなどを見学できます。
夫婦で盛り上がり、どうしても入れたくて背伸びをしました。
見積もりを下げるために譲ったポイント!
- ケーキ(-200円/1人→-9200円)
- ペーパーアイテムを外注(-95,480円)
デザートビュッフェを付けた代わりに、「写真映えのする何段もあるケーキ」は諦めました。
ペーパーアイテムも外注し、手間はありましたが、質を下げることなく、コストカットできました。
最初から削っていますが、フラワーや装飾関係は必要最低限に抑えています。
本当にお金が足りなければ、演出や美容・写真なども削ったかもしれません。
しかし、全く頼るつもりのなかったお互いの両親から援助を受けられたことや、貯金もそれなりにあったことから、最終約510万円で落ち着きました。

式場自体がとてもしっかりしているところなので、私たちの場合ほとんどありませんでしたが、初回見積もりに入っていなくても、「さすがにこれなしでは見栄えが・・」ということが、あとからどんどん出てくることも少なくないのではないかなと思います。式場を決める際には、事前に卒花さんたちの口コミをチェックすることをオススメします。
式場へはいつ払う?支払い方法は?

気になる支払いは、以下の流れで3回に分けて行いました。
- 申込を決めたその日に申込金として、10万円をクレジットカード払い
- 挙式日1か月前を期限として、250万円を銀行振込で現金一括払い(カード払い不可)
- 挙式日1週間前を期限として、残りの金額(2,506,704円)を銀行振込で現金一括払い(カード払い不可)
カード払いができれば、ご祝儀を支払いに充てることができますし、ポイントも貯まるので良いですよね。
ただ、カード払いができる式場は、全体でも少数のようです。
ご祝儀を頂けるので、全額自己負担するわけではありませんが、一時的に全額を立て替える可能性があるということを念頭に置いておきましょう。
自己負担する金額は?

式場に支払う費用の総額-ご祝儀=自己負担額
となります。
ここからは「一般的なご祝儀の相場」と「私たちが実際に頂いた金額」をご紹介します。
ご祝儀の相場
出典元:ハナユメ結婚式準備ガイド 本当に3万円であってる?関係性別結婚式のご祝儀相場一覧
プランナーさんからは「3.5万円×ゲスト人数で計算すると良い」と教えていただきました。
ご祝儀の金額に合わせて、引出物を用意しなくてはならないため、私たちの場合は、以下の金額で想定していました。
親族・主賓5~10万円、上司3~5万円、友人・恩師・同僚3万円
実際のところ、親族からは10~20万円を包んでいただきました。
逆に、会社関係で5万円を包んでくださったのは夫側の主賓のみで、ほかの方は全員3万円でした。
また、恩師からは、想定外に5万円を頂いてしまいました。
(恩師とは、定期的にお会いする機会があったので、後日新婚旅行のお土産を持参し、改めてお礼を言いました。)
少なすぎるよりは・・と思い、会社関係の方の引出物をランクアップしましたが、上司であっても7割近くは3万円が相場のようです。
実際に頂いたご祝儀の金額
お互いの両親を除く、ゲスト68名から頂いたご祝儀の合計額は269万円でした。
3.5万円×72名=252万円なので、おおよそ計算通りということになります。
いろいろと想定外でしたが、親族から多めに包んでいただいたのに助けられました。
親からの援助
両家から50万円ずつ、合計100万円をお祝いとしてもらいました。
結婚式当日ではなく、両家顔合わせのタイミングで受け取ったので、約510万円の現金払いにも少し余裕が持てました。
お車代も忘れずに!
結婚式場に支払う費用のほかに、結婚式当日は以下の方へのお車代も必要となります。
主賓(挨拶)、上司(乾杯)、受付、遠方のゲスト
私たち夫婦が負担したお車代の合計額は、約10万円でした。
主賓、上司へは1万円、受付をしてくれた友人へは3千円をお渡ししました。
遠方のゲスト(友人)へは、交通費の半額をお渡ししました。
親戚のお車代は、両家とも両親が対応してくれたので、私たち夫婦は負担していません。
(着付け代や宿泊費もあったので、相当かかったと思います。。)
式場スタッフへの心づけも両親が対応してくれました。
これらを含めると、お祝い金として100万円をもらいましたが、それ以上に援助してもらったことになります。
最終的な自己負担額
結婚式費用
【式場に支払う費用】約510万円+【お車代】約10万円=約520万円
頂いたお金
【ご祝儀】269万円+【親からの援助】100万円=369万円
自己負担額
約520万円-369万円=約151万円
外注したものを含めても170万円前後になりました。
夫婦で負担するつもりで予算を決めていたので、両親や親族から多額の援助をしてもらったおかげで、結果的に余裕を持って進めることができました。
夫婦の負担割合

私たちの場合、夫婦で完全に折半しました。
今後夫婦となるのに、夫に多く負担してもらってもあまり意味がない、という考えだったからです。
私の方が社会人歴が長く、結婚式費用を支払える貯金があったことも理由です。
とはいっても、ゲストは私の方が多く、衣装・美容代も明らかに私の方が多くかかっているので、結局は夫には多く負担してもらった形です。
収入や貯金額、ゲスト数によって傾斜をつけるケースもあります✿
キャンペーンを利用するとお得!

ここまで費用について解説してきましたが、契約してからは自助努力でコストを下げるしかありません。
ブライダルフェア予約サイトなどを通すと、割引を受けられることがあります✿

100万円以上おトクになることも!
※ハナユメから式場見学を予約し成約いただくことが条件です。
※式場、日時、人数によっては、割引額が100万円より下回る場合もあります。
私の場合、相談デスク→ブライダルフェア(式場見学)予約という流れで式場を選びました。
メリットとしては、プロのアドバイスを聞きながら、たくさんの式場の中から候補を絞ることができる、デスクでまとめて予約してもらえる、という点があります。
初回の式場見学時に成約すると、最大の割引を受けられることが多いので、下調べを入念にしてから見学に行くことをオススメします。
ちなみに、私たちが式を挙げたアニヴェルセルもそうでした。
実は、本命ではなく記念で足を運んだところ、大変気に入ってしまい、ろくに下調べもできていなかったのに、申し込んで帰ることになりました。
ハナユメでは、カフェのようなお洒落な半個室の無料相談デスクで、結婚式準備や費用についても、相談することができます。
まずはこういったデスクに気軽に行ってみて、ブライダルフェアにはしっかり準備をしてから行く、というのも良いと思います✿
成約しなくとも、式場見学+条件クリアで「電子マネーがもらえるキャンペーン」を行っているそうです。
(これがあったから、先に相談デスクに行ったというのもあります。)

ブライダルフェアの中には、試食会(という名のコース料理!)も多くあるので、たくさん足を運んでみてくださいね^^
まとめ

ここまでのまとめです。
- 結婚式費用の平均は324.6万円、ゲスト数は平均67.3人
- 【私の場合】結婚式費用約520万円に対し、自己負担額は約170万円
- 人数が増えるほど、費用は上がる
- 初回見積もりから、100万円は上がるというのは本当だった
- ご祝儀代3.5万円×人数は現実的だった
- 挙式前に全額現金払いの式場は多い
- キャンペーンを上手く活用しよう✿
ご祝儀代については、終わってみないとわからないことなので、基本的には厳しめに見積もることをオススメします^^

本題とは少しずれますが、少し小話をさせていただくと・・
結婚式当日、「新婦にサプライズをしませんか?」と、新郎に花束の購入を勧められることがあります。
(結婚式当日夜、2人で話してるときに夫から聞きました。)
夫は、私と違って気前の良い人なので、断ったことを意外に思いました。
理由を聞くと「2人で頑張っていろんなところを節約したのに、10万円の花束を勝手に頼んだら怒られるかなと思って」とのことでした笑
確かに、ロングベールを諦め、ブーケのボリュームも抑え・・といろいろ調整したので、よく見てくれていたなと思いました。
(せっかくのサプライズを断って喜ぶ新婦も珍しいですよね^^;)
結婚式の予算も無限ではないので、事前にたくさん話し合いをして、お互いの価値観をよく理解しておくと、満足度の高い素敵なお式になるのかなと思います。
納得のいくまで、夫婦でじっくりと検討してみてくださいね✿
結婚式二次会費用については、以下の記事にまとめています。
ご興味があれば、あわせてご覧ください^^
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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