こんにちは。YUICOです。
妊娠中、実際にかかった「妊婦検診費用の総額」を公開します。
補助券の金額や使用時期、最終的に自己負担した金額についてもまとめています。
補助券の使い方で、自身が迷ったポイントなども記載しています✿
出産費用については、こちらにまとめていますので、あわせてご覧ください^^
妊婦検診補助券

補助券の金額と使用時期
妊婦検診の補助券(助成券)は、母子手帳交付時に、区役所などで受け取ることができます。
補助券の金額は、自治体によりかなりバラつきがあるようですが、私が第一子妊娠時にもらった補助券の金額をご紹介します。

これはほぼ全国平均と同じ水準です。
1回目のみ金額が分かれているのは、「HTLV-1抗体検査」を受けた場合のみ、2,290円の補助券を利用できるためです。
補助券には、「受診券方式」と「補助券方式」があります。
8割以上の自治体が、「受診券方式」を採用しています。
受診券方式・・・補助券に毎回の検査項目が示されているもの。
補助券方式・・・補助額が示されているもの。毎回の検査項目は医療機関の判断による。
そのほか、歯科検診の受診券もありました。
歯科検診費用は無料になりますが、その後の治療は自費です。
都道府県別公費負担額一覧

少し見づらくて申し訳ありませんが、9万円から10万1千円くらいを補助している自治体が半数以上のようです。

妊婦検診にかかった費用

この記事を書くまで、いくらかかったのか把握していませんでしたが、総額85,000円を自己負担していました。
それに加えて、歯科検診で見つかった虫歯等の治療に9,670円かかっています。
何も検査に引っかからず、必要最低限の妊婦検診で済めば、3万円弱くらいに収まりそうでした。

追加受診項目には、補助券の対象外となった項目を記載しています。
純粋に妊婦検診としてかかった費用は、一番右側です。
私の場合、6,000円の補助券が2枚、8,000円の補助券が1枚余りました。
(使えると思っていた費用に使えなかったという部分もあります・・)
【胎嚢・心拍確認】
補助券が使えるのは、12週からの検診なので、それまでの受診はすべて自費です。
妊活中・初めての妊娠だったこともあり、かなり早期に妊娠検査に行きましたが、6週後半くらいまで待てば一度で済みます。
心拍確認まで完了すると、産婦人科で妊娠届をもらえるので、それを持って区役所に行き、母子手帳や妊婦検診補助券の交付を受けます。
【母子連絡カード】
診断書の代わりとなるもので、医師から勤務先等へ、妊婦への指導内容(勤務先が取るべき措置)を伝えるための書類です。
症状の項目には、つわりや妊娠悪阻などがあり、それに対して勤務時間の短縮や休業、通勤の緩和などの措置があります。
私の場合は、切迫早産で自宅安静の指導があったため、一定期間休業させてもらいました。
【セミオープンシステム】
妊婦検診は近くのクリニックで受け、緊急時の対応や分娩は病院で対応する、というものです。
私の住んでいる地域は、分娩施設のある病院が少ないです。
アクセスが悪いうえ、予約して行っても2~3時間はかかるので、セミオープンシステムに参加しているクリニックに通いました。
通常の検診とは別に、2回は病院を受診しなければならないため、余計に費用がかかりました。
(1回目に再診要となった理由は、心拍が弱くてもう一度確認したい、とかだったと思います。)
【里帰り出産】
34週目以降は、里帰り先の病院で受診しています。
分娩予約をするには、事前にスクリーニング検査を受ける必要があると指示されていたので、そのためだけに弾丸で帰省しました。
里帰り期間中の妊婦検診費用も補助の対象ですが、スクリーニング検査は対象外でした。
【CPD(児頭骨盤不均衡)】
赤ちゃんの頭が母体の骨盤を通らない可能性があるというものです。
予定帝王切開での出産に切り替え、その準備のための検査を一通り受けました。
しかし、入院日当日に陣痛が来て、無痛も間に合わず、結局自然分娩となりました。
(出産は何があるかわからないですね・・)
この事前検査に関しては、保険適用となったため、費用は安く済みました。

近所のクリニックでの検診は毎回700円くらいの出費でした。
里帰り先の私立病院では、補助券の金額内に収まることが多かったので、選ぶ病院によってはここまで足が出ないかもしれません。
利便性や先生との相性も大切ですが、費用についても口コミなどで確認してみると良いと思います。
こんなときは?補助券の使い方で迷ったポイント

Q.つわりや出血で受診した場合にも補助券は使える?
A.保険適用となる受診の場合、補助券は使えません。
1枚の請求書(領収書)に、自費となる妊婦検診と保険適用となる検査料などが入っている場合、自費となる妊婦検診費用にのみ、補助券が使えます。
(妊婦検診費用が補助券の上限内に収まったとしても、残りを保険適用となる検査料などから引くことはできません。)
Q.まだ23週だけど、24週の補助券は使える?
A.検査内容が補助の対象であれば使えます。補助券は原則順番通りに使用します。
私の場合、3つの病院に通ったことで、若干スケジュールがずれました。
その際に区役所へ問い合わせた内容ですが、「多少のずれがある場合も補助の対象となる」と回答してもらえました。
逆に、21週のスクリーニング検査に補助券が使えなかったことで、本来後ろの8,000円の補助券が2枚余るはずでしたが、21週分に取っておいた6,000円の補助券を余らせて、8,000円の補助券を多めに使うこともできました。
これも自治体によって対応が異なる可能性があるので、あくまで参考としていただければ幸いです。
Q.里帰り中の妊婦検診費用は?
A.一度立て替えて、後日住民票のある自治体に請求します。
私の自治体では、全額立て替え、後日請求書・対象の週の補助券・領収書・診療明細書・住民票の写し・母子手帳コピーを送付することで、口座に入金してもらうことができました。
このパターンが多いとは思いますが、里帰り先の病院で「補助券があれば、病院側で記載すべき内容がないか確認する」と声をかけられたため、念のため持参はしておくと安心です。
Q.補助券が足りない場合は?
A.残りの妊婦検診は全額自費になります。
40週までの補助券がもらえますが、出産が41、42週となることもありますよね;;
それらについては補助してもらえないようです。
最後に

1人目のときは何もわからず、仕事を休まずに通える産婦人科、というような選び方をしたので、自己負担額がかなり高額になってしまいました。
セミオープンシステムやスクリーニング検査などは、必須ではないので、病院選びによっては費用をずっと抑えることができそうです^^
ちなみに、私は妊娠中13キロ近く体重が増えてしまい、CPD(児頭骨盤不均衡)の可能性が高まってしまいました。
妊娠糖尿病の疑いで、糖負荷試験もしています。
食べ悪阻などもあってしんどいですが、最後まで健康妊婦でいられるよう、食生活も気を付けていきましょう✿
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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