【大手企業一般職の年収公開】社会人2年目、手取り20万円で年間160万円貯蓄した方法✿

お金を増やす

こんにちは。主婦投資家のYUICOです。

大手企業の一般職として就職した私の、独身時代の年収を公開します。

手取り20万円ほどで、無理せず年間160万円以上貯蓄した方法についてもご紹介します。

こんな方はぜひチェックしてみてください。

  • 20代前半・社会人なりたての方
  • 転職したばかりの方
  • これから貯蓄を始める方
  • 投資に抵抗があるけど、貯蓄はしたいという方

社会人2年目の手取り収入

社会人1年目の給料は、残業代や住民税が無かったりするので、2年目の平均的な月の給料を公開します。

ちなみに、社会人2年目は「住民税の分、給料が下がる」という噂もありましたが、基本給が1万円弱上がったのと、残業手当で5万円くらいUPしました。

賞与は年2回、手取りで35万円前後です。

この頃はまだ実家暮らしをしていたので、生活費として月3万円を家に入れる以外は、すべて自由に使えるお金でした。

1人暮らしをしている方は、家賃や食費なども考慮しなければなりませんが、まずは「赤字にしないこと」「少しでも貯蓄すること」が大事です。

次で紹介する貯蓄方法も、ぜひ目を通してみてください^^

財形貯蓄制度を使おう!

財形貯蓄制度がある場合

財形貯蓄の種類

財形貯蓄制度とは、会社の福利厚生の1つです。

給与天引きでつみたてができ、利子が上乗せされたり、税金の優遇を受けられたりします。

先ほどの給料には記載していませんが、実際には財形のつみたて分が手取り収入から引かれた状態で給料が振り込まれます。

種類は以下の3つです。

勤労者財産形成貯蓄(一般財形貯蓄)

勤労者が、金融機関などと契約を結んで3年以上の期間にわたって、定期的に—–つまり毎月又は夏季・年末のボーナス時期などに—–賃金からの控除(天引)により、事業主を通じて積み立てていく目的を問わない使途自由な貯蓄のことです。契約時の年齢制限はありませんし、複数の契約もできます。
勤労者財産形成年金貯蓄(財形年金貯蓄)
55歳未満の勤労者が金融機関などと契約(1人1契約)を結んで5年以上の期間にわたって、定期的に賃金からの控除(天引)により、事業主を通じて積み立て、60歳以降の契約所定の時期から5年以上の期間にわたって年金として支払いを受けることを目的とした貯蓄のことです。利子等に対する非課税措置(※)があります。
勤労者財産形成住宅貯蓄(財形住宅貯蓄)
55歳未満の勤労者が金融機関などと契約(1人1契約)を結んで5年以上の期間にわたって定期的に賃金からの控除(天引)により、事業主を通じて積み立てていく持家取得又は持家の増改築(リフォーム)等を目的とした貯蓄のことです。利子等に対する非課税措置(※)があります。
※財形年金貯蓄、財形住宅貯蓄に係る利子等に対する非課税措置
 財形年金貯蓄と財形住宅貯蓄あわせて元利合計550万円(財形年金貯蓄のうち、郵便貯金、生命保険又は損害保険の保険料、生命共済の共済掛金、簡易保険の掛金等に係るものにあっては払込ベースで385万円)から生ずる利子等が非課税とされます。

厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000106564.html

財形年金と財形住宅は、口座の残高が2つ合わせて550万円までの利子が非課税となります。

ただし、目的以外の払い出しは基本できない(追徴課税が発生する)ため、まずは一般財形をオススメします。

ちなみに、一般財形も「3年以上のつみたて期間かつ、1年以内は払い出ししないこと」が要件ですが、それが守られなくとも、特にペナルティは発生しません。

一般財形(奨励金型)

一般財形には、奨励金型と利子補給型があります。

私の会社では奨励金型を選択でき、毎月のつみたて金額に対し、利子とは別に3%の奨励金が付与されました。

つみたて金額34,000円+奨励金1,000円という形で、毎月35,000円と、

賞与102,000円(毎月の3倍に設定しました。)+3,000円で、年2回105,000円

年間630,000円を貯蓄していました。

地味ですが、着実に貯まります。

一般財形(利子補給型)

利子補給型は、通常の定期預金金利(現在は軒並み0.002%)に何%か上乗せした金利でつみたてができるというものです。

ただし、奨励金型の方が高くなるケースが多いので、奨励金型がある会社にお勤めの方はそちらを選ぶようにしましょう。

いずれにせよ、この低金利の時代に嬉しい制度です。

財形のメリットは、金利のほかにも「引き出しづらい」という点があります。

会社によって手続きは異なりますが、主に以下の2つの方法で引き出しができます。

  1. 会社指定の書類を準備し、直接指定銀行の窓口で解約する。(当日支払)
  2. 会社指定の書類を準備し、会社経由で提出する。(後日振込)

※指定の書類がないケースもあります。

私の会社の場合、上司に解約理由の報告と承認印も必要でした。

一見不便ですが、このハードルの高さから1人暮らしを始める社会人4年目まで、完全に手付かずで貯めることができました。

この貯蓄方法がご自身に合っているなと感じた方は、財形貯蓄制度が導入されているかどうか、人事・総務担当の方に確認してみてください✿

財形貯蓄制度がない場合

ゆうちょ銀行やメガバンク、ネット銀行等にも似たような仕組みの預金があります。

自動積立定期預金、積立定期預金と名前はそれぞれですが、毎月設定した金額を普通預金から定期預金へ自動でつみたててくれる預金です。

ただし、利率は高いところでも0.2%程度ですので、「増やす」というよりかは「貯める」「使わない」ということが目的となります。

給料日と同日に設定すれば、財形の給与天引きと同じ効果があります。

財形と同様に、元本保証もあります。

財形貯蓄も積立定期も、先取り貯金をすることで「元からなかったもの」として、自然に貯めていくことができるのでオススメです。

ここまで長くなりましたが、残りのポイントはシンプルです。

金利の良い銀行を選ぼう!

財形よりもゆるい貯金として、給与振込口座とは別に、金利の良い銀行に預け替えをしていました。

毎月5万円を給料日にATMで預け替えるという原始的な方法です笑

賞与もいったんは全額預け替えます。

今では「他行宛て振込も回数制限付きで無料」というインターネットバンキングも多いので、ぜひ利用してみてください。

先に引いてしまうことで、口座に残っているお金をその月の予算として生活することができます。

ただし、旅行や資産運用に使いたいときは、そこから引き出すことができる流動性の高い貯金です。

毎月のつみたて金額5万円+賞与70万円という形で、順調にいけば年間130万円が貯蓄できます。

金利の良い銀行として、当時は静岡銀行のインターネット支店を利用していましたが、ほかにも優良なネット銀行が増えています

目標金額を決めよう!

将来、結婚・出産をしたいと考えている方は特に、貯蓄できるタイミングというのは限られます。

一般的には、「子どもが生まれるまで」と「子どもが独立し、退職まで」が貯蓄のタイミングと言われています。

ぜひこの貴重な期間に、しっかりと目標を立てて、計画的に資産を増やしていきましょう。

ちなみに、先ほど130万円貯蓄できると言いましたが、実は当時の私には100万円が限界でした。

というのも、若手時代の仕事は本当に(本当に・・!)つらく、日々の買い物や年1回の海外旅行だけを心の支えに続けていたので、せっかく預け替えたお金も少しずつ崩して使ってしまいました。

今となっては、海外旅行やホテルのアフタヌーンティーなどに行く機会はほとんどないので、無駄遣いではなく、良い経験ができたとも思っています。

そのような使い方をしていても、目標100万円と決めていたので、年度末になると逆算し、少し節約するなどして調整ができました。

目標額を決めていなければ、貯金はあるし・・と思って、ダラダラと不必要なことにも使ってしまっていたかもしれません。

貯蓄よりも優先したいことがある!という方や、1人暮らしをしていて生活費で半分は消えてしまう!という方も、ご自身で可能な目標金額の設定からまず始めてみてください^^

目標金額の設定には、年度をまたいでも残高を見てぱっと暗算ができるキリの良い数字にすることをオススメします。

例えば毎月5万円のみ!年間60万円と設定すれば、2年目には120万円、3年目には180万円と残高を見てすぐイメージすることができます^^

無計画は失敗を計画するようなもの」という言葉があるように、まずは現状を把握し、計画を立てるところから始めてみましょう!

最後に

今回の記事は、あくまで運用をしない前提で書いています。

運用に抵抗がない方であれば、生命保険料控除の枠を利用して、所得税・住民税を下げたり、つみたてNISAを利用して資産を増やしたり、と選択肢が増えます。

投資信託の始め方については、こちらの記事で詳しくお話ししていますので、よかったら覗いてみてください^^

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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