こんにちは。主婦投資家のYUICOです。
日本を代表する225社で構成される日経平均株価は、34年ぶりに史上最高値を更新しました。
「これを機に日経平均を買いたい!」と思っても、「具体的にどの銘柄に投資したらよいかわからない」という方も多いのではないでしょうか?
本記事では、日経225インデックスファンドのおすすめ5選と、銘柄選びで重視するポイントをご紹介します。
既に日経225インデックスファンドに投資している方も、コストが安い新しい銘柄が続々と出ているので、これを機に見直してみてはいかがでしょうか?^^
\この記事はこんな人におすすめ/
・日経平均に投資したい人
・日経225インデックスファンドに投資している人
日経225インデックスファンドとは?
日経225インデックスファンドとは、日経平均株価に連動する運用成果を目指す投資信託のことです。(日経平均と日経225は同じ意味)
ちなみに、日経平均は東証プライム市場(旧東証1部)に上場している225社の平均株価です。
日経225インデックスファンドは数多くありますが、運用会社が違うだけで基本的に内容は一緒です。
ただし、コストなど異なる点もあるので、決して何でもよいわけではありません。
本記事を参考に、損をしない銘柄選びをしてくださいね✿
日経225はTOPIXともよく比較されます。日経225は代表的な会社に絞っており、プライム市場に上場している全銘柄が対象のTOPIXよりもパフォーマンスが良い傾向にあります。TVやネットからの情報を得やすいのも日経225ですね!
銘柄選定のポイント
今回に限らず、今後投資信託を選ぶ上で、よく見て欲しいポイントです✿
私はコストと純資産額で上位5本くらいに絞って、最後にリターンを比較して決めています。ランキングに騙されないで!
コスト
同じ日経平均株価に連動する投資信託なら、コストは安い方が有利です。
コストは「信託報酬」や「運用管理費用」を見ればOKです。
銀行窓口などで購入すると「購入時手数料」を引かれてしまうことが多いので、気を付けましょう。
大手ネット証券では、全銘柄購入時手数料無料(ノーロード)としているところが多いです。
投資信託にかかる費用はこの3つ!
購入時手数料、信託報酬、信託財産留保額
信託報酬は必ず発生しますが、あとの2つは無料のものが多いです。
純資産額
純資産額は投資信託の規模を表します。
純資産額を見れば、どれだけその投資信託にお金が集まっているかがわかります。
1つの基準として、50億円以上あると安心です。
純資産額が減少していると、単純に資産が値下がりしているか、売却されて資金が流出しているか、という話になります。
右肩上がりに資金が流入している例(楽天・日経225インデックス・ファンド)
緑色部分が純資産額です。
直近3か月、純資産額が右肩上がりに増えています。
これにより、この投資信託を買う人が増えていることがわかります。
直近の純資産が減少している例
折れ線が表している基準価額は上がっているにもかかわらず、純資産額がやや下がっていますよね。
この場合、この投資信託を解約している人が増えている可能性が高いです。
基準価額×口数が純資産額です。
基準価額が上がっていれば、純資産額は増えるはずなので、減っているということは、口数が減っているということになります。
リターン
リターンは、既にコストが引いてあります。
同じ値動きをする商品なら、コストが安い方がリターンが高くなるはずです。
それを確認する意味でも、コストと純資産で絞ってから、リターンを見てチェックしています。
(その順序が入れ替わるようなら、コストが安いのに運用が上手くいっていないのか、コストが高いのに効率の良い運用でカバーしてるのか、みたいな話になってきます。)
順序が入れ替わると言っても微々たる差なので、そこまで気にする必要はないです!
おすすめ銘柄5選(NISA可)
選定ポイントを踏まえて、おすすめの銘柄を見ていきます!
日経225インデックスファンドの中で、特におすすめなのが以下の5本です。
- eMAXISSlim国内株式(日経平均)
- たわらノーロード 日経225
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド
- 楽天・日経225インデックス・ファンド(愛称:楽天・日経225)
- SBI・iシェアーズ・日経225インデックス・ファンド(愛称:サクっと日経225)
コストが安く、純資産額も十分にあるので、どれを選んでも問題ありません。※
NISAの成長投資枠・つみたて投資枠が利用可能です。
※SBI・iシェアーズ・日経225インデックス・ファンド(愛称:サクっと日経225)は若干純資産額が少ないですが、資金流入が増えていることから、あまり心配はないかなと思います。
詳細比較するとこのようになります。
① | ② | ③ | ④ | ⑤ | |
ファンド名 | eMAXISSlim国内株式(日経平均) | たわらノーロード日経225 | <購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド | 楽天・日経225インデックス・ファンド | SBI・iシェアーズ・日経225インデックス・ファンド |
信託報酬 | 0.143% | 0.143% | 0.143% | 0.132% | 0.1133% |
純資産 | 815億円 | 1514億円 | 847億円 | 79億円 | 36億円 |
設定日 | 2018/02/02 | 2015/12/07 | 2016/11/21 | 2023/12/22 | 2023/07/12 |
リターン(1か月) | 3.7% | 3.7% | 3.7% | 3.7% | 3.8% |
リターン(3か月) | 21.5% | 21.5% | 21.5% | 21.4% | 21.5% |
リターン(6か月) | 27.8% | 27.8% | 27.8% | – | 27.3% |
リターン(1年) | 46.4% | 46.4% | 46.4% | – | – |
リターン(3年) | 46.1% | 46.0% | 46.0% | – | – |
週間買付ランキング(SBI) | 5位 | 34位 | 17位 | 取り扱い無し | 36位 |
週間買付ランキング(楽天) | 12位 | 23位 | 42位 | 19位 | 取り扱い無し |
①~③は横並びですが、3年リターンが「eMAXISSlim国内株式(日経平均)」が最も良いです。
純資産額は「たわらノーロード 日経225」が最も多いですが、この中では設定日(運用開始日)が最も早いからというのもあります。
「楽天・日経225インデックス・ファンド」と「SBI・iシェアーズ・日経225インデックス・ファンド」は、運用を開始したばかりで、コストも安く注目を集めています。
ただし、データがまだ少ないので、安定した運用ができるかどうかは今後も注視していく必要があるでしょう。
「楽天・日経225インデックス・ファンド」を購入できるのは、楽天証券1社のみです。
「SBI・iシェアーズ・日経225インデックス・ファンド」を購入できるのは、 SBI証券 と松井証券 の2社です。「<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド」とよく似た名前の「ニッセイ日経225インデックスファンド」という投資信託もランキング上位にいます。
設定が2004年と実績があり、純資産も積み上がっていますが、信託報酬は0.275%と高いです。
後発の「<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド」の方がコストが安いので、あえて古い方を選ぶメリットはありません。
(確定拠出年金等にも採用されているので、まだ資金流入は続くと思います。)
日経平均の買い時は?今買ったらもう高い?
2024年3月22日に一時4万1000円台をつけた日経平均ですが、4月19日には一時3万6733円と、10%以上も値下がりをしています。
押し目買いのチャンスともいえますが、一方で本当にここが底値かの判断は難しいです。
逆にここから順調に回復して4万円に戻ったとしても、そのあと4万1000円、4万3000円と値上がりするかもしれないので、4万円が高いとも言い切れません。
ここだ!と見極める自信のない方は、投資の基本である長期・分散投資を守りましょう。
例えば、「毎月1万円」と決めて購入すれば、投資信託の値段が高いときには少ない口数を、安いときには多くの口数を購入することができますよ。(時間分散、ドルコスト平均法ともいいます)
私は数百万円一気に買いますが、それでも2~3回に分けてます。
旧NISA開始年の2014年から投資を始めたのですが、その頃は元本割れが怖くて日経225は多くても10万円以下でしか買いませんでした。しかしその当時の日経平均は1万円台、今では4万円超えです。結局2014年の中で安いかどうかよりも、長期投資を前提に早く始めることの方が大事だな、と思った経験です。(今は短期投資に日本株、長期投資に米国株をやっています!)
日本株に投資をするか迷っている方に↓
今一番気になっている本で、私もぽちりました!届くのが楽しみ✿
まとめ
本記事の内容をまとめます。
おすすめの銘柄は以下の5本!
① | ② | ③ | ④ | ⑤ | |
ファンド名 | eMAXISSlim国内株式(日経平均) | たわらノーロード日経225 | <購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド | 楽天・日経225インデックス・ファンド | SBI・iシェアーズ・日経225インデックス・ファンド |
信託報酬 | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ | ◎ |
純資産 | 〇 | ◎ | 〇 | △ | △ |
リターン | ◎ | 〇 | 〇 | △ | △ |
△~◎までつけてみましたが、どれも微々たる差です。
運用開始から日が浅い④と⑤はデータが少ないので、これからに期待している2銘柄です。
①~③は実績もありコストも安いので、現状最も魅力的なファンドです◎
このように、続々とコストの安い後発の商品が出ています。
古い商品を購入している方は、一度見直してみる価値はあると思います。
買ったものを売る必要はありませんが、つみたて設定をしている場合、銘柄変更もできますよ◎
今回ご紹介した投資信託は、100円~始めることができるので、気になった方は各証券会社の投資信託のページからチェックしてみてくださいね。
④を除く①~⑤の取り扱いがある証券会社は、SBI証券と松井証券です。
\国内株式個人取引シェアNo.1!/
\豊富な情報ツール!安心のサポート体制!/
①~④の取り扱いがある証券会社は、楽天証券です。
\新規口座開設数No.1!/
この記事が疑問解消の一助になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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