インデックス投資の逆張りは儲かるか?過去逆張りしたタイミングを公開✿

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こんにちは。主婦投資家のYUICOです。

現在は短期間でのインデックス投資を行っている私ですが、会社員時代はあまり頻度高く取引していませんでした。

では、いつ投資していたのかというと、主に相場が急落したタイミングです。

相場の下落局面であえて買いに行く逆張りは、ネガティブな意見も一定数あるのですが、実際にやってみた結果をお伝えしたいと思います。

\この記事はこんな方にオススメ/

・インデックス投資に興味がある方

・逆張りに興味がある方

・スポット投資に興味がある方

・現在つみたて投資をしている方

順張りと逆張り

順張りとは、相場が上昇トレンドのときに、今後もこの流れが続くだろうと想定して買い、下降トレンドに転じたら売る、という手法です。

おおざっぱに言うと、相場が右肩上がりのときに利益が出ます。

一方で、逆張りは相場のトレンドに逆らって買いにいきます。

相場が下降トレンドのときに、反発を狙って買い、上昇トレンドに転じたら売ります。

こちらは、V字に動いた時に利益が出ます。

株やFXなどでよく使われる用語で、長期運用を目的としている投資信託では、あまり馴染みがありませんね^^;

しかし、長期運用が可能な人ほど、インデックス投資の逆張りは効果があると思います。

過去下落相場で買ったタイミング

会社員時代は、投信つみたてや少額のスポット購入が中心でしたが、まとまった金額で購入したタイミングを公開したいと思います。

①2016年 イギリスEU離脱(国民投票)

②2016年 トランプショック

③2020年 コロナショック

銘柄は、「eMAXIS 日経225インデックス」です。

この当時は、ブログを始めるとは思っていなかったため、正確な取引記録は残っていませんが、特に記憶に残っているものが上の3つです。

①2016年 イギリスEU離脱(国民投票)

2016年6月24日、イギリスで行われたEU離脱の是非を問う国民投票の結果、離脱派が勝利したことが発表されました。

その結果、24日の日経平均株価は、前日比1,286円安14,952円まで下落しました。

しかし、同年7月末には、日経平均株価は16,569円まで回復しました。

②2016年 トランプショック

2016年11月9日、アメリカ大統領選挙で、共和党候補のドナルド・トランプ氏が当選しました。

その結果、9日の日経平均終値は、前日比919円安16,251円まで下落しました。

しかし、こちらも翌日には、前日比1,092円高17,344円まで反発しました。

どちらもまだ下がる可能性があったにもかかわらず、急落したその日に買いました。

結果的に、その日が底値となり、短期で利益を出すことに成功しました。

③のコロナショックについては、記憶に新しいので詳しくお話しします✿

コロナショックで買った結果

約3年経過しており、正確な取引記録が残っていないのが悔やまれますが、記憶ベースでご紹介します。

出典:Google Finance

2020年2月後半頃から、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、株価が急落しました。

2020年1月には最高値2万4千円台を付けた日経平均株価も、2020年3月には最安値1万6千円台まで下落しました。

このときも、2万円を切ったあたりから購入を考え、最終的に1万8千円台で1回、1万7千円台で1回ずつ購入しました。

底値ではありませんでしたが、2020年5月には2万円台に乗り、6月には2万2千円、8月には2万3千円と短期間で大幅に株価が回復していきました。

2021年には3万円台まで上昇したので、そこまで保有しておけばよかったのですが、利益がかなり出たこともあって早々に売却してしまいました^^;

当時約100万円でインデックス225を購入し、たった3か月間程度で20万円以上の利益が出ました。

逆張りする理由

2016年の時点で投資経験は2年ほどだったのですが、2年も日経平均を見ていると、「さすがにこれは過剰反応すぎるな・・」というような感覚が身に付きます。

もちろん自分の知らない相場変動要因が発生するかもしれないので、リスクはあります。

今のように「専業投資家を目指していて、投資資金を塩漬けにできない」という状況であれば、もっと慎重に動くかもしれません。

しかし、当時は会社員としての給与収入があり、資金が塩漬けになってもかまわないという気持ちがあったので、機会を逃さずに投資することができました。

また、インデックス225の場合滅多なことがない限り、下げっぱなしということがありません。

特に、株価が暴落する際には、何か経済に大きな影響を与える問題が発生している状況です。

その問題について調べれば、「どのくらい影響が続くのか」という想定がしやすいです。

正直3年経った現在でもコロナが収束していないのは想定外でしたが、金融政策などの下支えもあって、日経平均株価は想定よりも早く回復を遂げました。

逆張りの良いところ

底値で購入できる可能性がある

①、②の例では、底値で購入できました。

上昇を確認してから購入する順張りに比べると、利益は大きくなります。

ただし私の場合、底値を狙いに行く!というよりは、このくらい下げてればもう十分(これ以上下げたとしても追わない)という気持ちで投資しました。

短期間で利益を出せる可能性がある

一時的な出来事による株価の急落であれば、改善の兆しが見られれば急反発することが少なくありません。

①の例では1ヵ月ほどで、②の例ではたったの1日で、損益はプラスに転じています。

逆張りの何が悪いのか?

リスクが高い

底を確認してから買うのではなく、下降トレンドの途中で買うため、さらに値下がりする可能性があります。

2015年8月に発生したチャイナショックのように、一度回復したかに思えた直後、底値を付けるというような状況もあります。

このときは、回復した時に利益確定できていなければ、その次の回復までは1年以上かかっています。

  • ある程度利益が出たところで利益確定して、短期売買をするのか?
  • 再度下落相場に入っても落ち着いて運用を続け、長期で利益を狙うのか?

これらを自身で判断する必要があります。

損切りor塩漬けになる可能性がある

反発を見越して買ったのに、そもそも購入価格を上回らない場合は、損切りするか塩漬けにするか選ばなければなりません。

チャイナショックや①~③の例は、回復が早かったです。

しかし、リーマンショック時は、5年以上塩漬けになっている人がいてもおかしくないくらいには、長い不況が続きました。

  • 損切りラインを決めておいて、冷静に対処ができるか?
  • 5年10年塩漬けになっても大丈夫な資金か?

これも事前に決めておく必要があります。

せっかく損切りをしても、「底値だと思って買い直したら、また値下がりしてしまった!」という負のスパイラルに陥らないよう注意しましょう^^;

逆張りに向いている人とは?

・長期投資が可能な人

・普段相場をチェックしない人

・運用経験の長い人

「つみたて投資で20年は運用するつもり」という方などは、こういった暴落タイミングで追加投資すればまず負けないのでは?と、個人的には思ってしまいます。

普段は相場をチェックしていなくても、何か大きなニュースが起きたときだけ余剰資金で買ってみる、というのも比較的負けにくいタイミングだと思っています。

一方で、同じ銘柄のチャートを毎日見続けていれば、自然とこのくらいまでなら戻るだろう、というような感覚が身についてきます。

私もコロナショックで買いに行ったときは、自分が購入した金額からさらに下がっても、どうせ2万円台に戻るだろうと、どーんと構えていることができました。

もちろんタイミング次第では、損切り・塩漬けとなる可能性もあるので、想定通りにいかなかったときの対応を考えておく必要はあります。

しかし、株式投資に比べると、インデックス投資の逆張りは、比較的低いリスクで、短期的な利益が得やすいと思っています。

最後に

スポット投資のタイミングは、誰しもが迷うところだと思います。

順張りをしても、既に高値圏なのでは?と思ってしまったり、実際買ってみたら思うように値上がりしないこともありますよね。

投資のタイミングを検討する際の材料は、多ければ多いほど選択肢も広がります。

その際、本記事が少しでもお役に立てば幸いです。

スポット購入やNISAについては、よろしければ以下の記事もあわせてご覧ください✿

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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