【評判・比較】楽天・S&P500インデックス・ファンドとeMAXIS Slim米国株式

銘柄紹介(投資信託・ETF)
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こんにちは。主婦投資家のYUICOです。

本記事では、2023年10月27日に新しく運用を開始した「楽天・S&P500インデックス・ファンド(愛称:楽天・S&P500)」について、解説します。

S&P500に連動する投資信託として人気の「eMAXIS Slim(イーマクシススリム)米国株式(S&P500)」とも比較していきます。

\この記事はこんな方にオススメ/

・楽天証券で「S&P500連動型の投資信託」を購入したい方

・既に「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」に投資している方

・新商品「楽天・S&P500インデックス・ファンド」について知りたい方

\「銘柄選びで悩んでいる」という方は、こちらの記事もご参考にしてください/

\そもそもS&P500って?という方はこちらで解説しています/

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楽天・S&P500インデックス・ファンドとは?

「楽天・S&P500インデックス・ファンド」とは、「S&P500インデックス (円換算ベース)」に連動する投資成果を目指す投資信託です。

2023年10月27日に、新しく運用が開始されました。

愛称は「楽天・S&P500」です。

現在、購入できるのは、楽天証券1社となっています。

評判・評価

早速ですが、運用開始から約2ヵ月が経った「楽天・S&P500インデックス・ファンド」の評価を見ていきましょう。

純資産額の推移 2023.12.26時点

純資産残高を見ると、どれだけのお金がこのファンドに集まっているかがわかります。

下のグラフは、楽天証券HPのお知らせからお借りしています。

設定開始から、右肩上がりで資金が流入していることがわかります。

出典:楽天証券 【更新】「最安ファンド」に新ファンド登場&残高ポイント対象!

ランキング 2023.12.26時点

次に、楽天証券の全銘柄ランキングです。

買い付けランキング 6位

積立設定件数ランキング 3位

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)には及びませんが、注目度の高い商品であることがわかります。

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【比較】楽天・S&P500インデックス・ファンドとeMAXIS Slim米国株式(S&P500)

続いて、S&P500連動型の投資信託の中で、現在最も人気の高い「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」と比較していきます。

楽天証券でこれからS&P500に投資をしたいと思ったら、まずこの2銘柄が候補に挙がってくるのかなと思います。

運用会社

「楽天・S&P500インデックス・ファンド」の運用会社は、楽天投信投資顧問です。

「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」は、三菱UFJアセットマネジメント(旧:三菱UFJ国際投信)です。

運用管理費用(信託報酬)2023.12.26時点

どちらも購入時手数料・信託財産留保額はかかりません。

コストの低さで有名なeMAXIS Slimシリーズですが、「楽天・S&P500インデックス・ファンド」はそれをさらに上回ります。

楽天・S&P500インデックス・ファンド 

年率0.077%(税込)

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

年率0.09372%以内(税込)

※信託報酬は、投資信託の中から日々差し引かれるものなので、別途かかるわけではありません。

設定当初は同じ水準でしたが、「楽天・S&P500インデックス・ファンド」が12月1日付で、信託報酬の引き下げを行いました。

価格変動などを考慮しない、かなりざっくりとした説明です!

当ファンドを100万円保有したとして、年間で770円差し引かれるか、937円差し引かれるか、という違いです。

運用管理費用が1万円かかるファンドも普通にあるので、どちらを選んでも気にならないくらい安いです。

楽天・S&P500インデックス・ファンドには、さらにポイントバックもあります。

これについては後ほど解説していきます。

ちなみに、実質コストは以下の通りです。

楽天・S&P500インデックス・ファンド 

決算前のため不明

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

年率0.108%(2022年4月26日~2023年4月25日)

実質コストとは?

信託報酬に加え、売買委託手数料や、有価証券等を海外で保管した際に、海外の保管機関に支払われる費用などを含めた費用のことです。

最終的に支払った費用は、投信運用会社HPの運用報告書から確認できます。

信託報酬等のように事前に示されるものではないので、証券会社の商品ページや目論見書から確認はできません。

(「隠れコスト」とも言われていますが、隠しているわけではありません^^)

トラッキングエラーとリターン 2023.12.26時点

トラッキングエラーとは、ファンドとベンチマークのリターンの乖離のことです。

0に近いほど、ベンチマークに連動した運用ができていることを意味します。

楽天証券では、商品ページ下部「リスクリターン(税引前)詳細」で確認できます。

「楽天・S&P500インデックス・ファンド」は、運用期間が6か月に満たないため、直近の月次レポートを参考に比較します。

【騰落率】

月次レポート(2023年11月30日時点)を元に作成

過去1か月だけで見ると、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」の方が、連動した運用ができています。

比較ではありませんが、1点注意です。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、ベンチマークよりも高いリターンを出しています。

しかし、以前マイナスに振れた際には、ベンチマークよりも大きなマイナスになっていました。

そういったリスクもあることを加味した上で、選ぶようにしましょう。

ちなみに、チャートで比較するとこんな感じです。

出典:楽天証券 銘柄比較 2023.12.26時点

ほんのわずかですが、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」が線の上側にいます。

「楽天・S&P500インデックス・ファンド」は運用開始から日が浅く、資金も急激に増えている状況です。

安定してベンチマークに連動させられるかどうかは、今後の結果を見てみないとわかりません。

とはいえ、大手ネット証券の主力となる商品なので、過度な心配はいらないかな?というのが、個人的な感想です^^;

楽天「投信残高ポイントプログラム」2023.12.26時点

楽天証券では、対象の4商品の保有残高に応じて、ポイントバックされます。

出典:楽天証券 投信残高ポイントプログラム 2023.12.26時点

よくある「ただし上限いくらまで」という注意書きもありません。

運用管理費用(信託報酬)が以下の通りなので、コストの安さは「楽天・S&P500インデックス・ファンド」に分がありそうです。

  • 楽天・S&P500インデックス・ファンド 年率0.077%
  • eMAXIS Slim米国株式(S&P500)   年率0.09372%以内

ただし、ポイントは再投資に充てない限り、複利効果はありません。

今のところ長期で貯蓄するものでもありません。

単純に運用管理費用(信託報酬)から引いて計算する・・という風に考えるのは、オススメできません。

ちなみに、プログラム詳細ページから、以下の文言を見つけました。

一般的に投資信託に係る運用コストとしては、信託報酬の他にも売買委託手数料やその他費用(保管費用等)など、投資信託財産を通じて間接的にご負担いただく費用があります。信託報酬率につき他社類似ファンドが引き下げを行った場合、当ファンドの信託報酬率も見直しを行い、業界最低水準にすることを目指します。ただし、これを実現することを保証するものではなく、また、他社類似ファンドが信託報酬率の引き下げを行った場合、業界最低水準ではない期間が存在する点、ご留意ください。

引用:楽天証券 投信残高ポイントプログラム

一般的に、規模の大きい投資信託の方が、コストを下げやすいのですが、楽天の力にも期待してみたくなりますね。

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純資産額 2023.12.25時点

純資産額は、投資信託の規模を表します。

楽天・S&P500インデックス・ファンド 

118億56百万円

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

2兆9784億83百万円

投資信託には、「繰上償還」といって、運用を途中で辞めてしまうことが稀にあります。

もちろん償還されたお金は戻ってきますが、投資家にとって繰上償還はデメリットしかありません。

繰上償還の判断基準の1つに、ざっくりですが「純資産額が30億円程度を下回ること」があります。

こういった銘柄を避けるためにも、純資産額は最低でも50億円以上あるファンドが無難と言われています。

この基準で言うと、「楽天・S&P500インデックス・ファンド」もクリアしています。

一方、純資産額が大きいというのは、コスト面でもメリットがあります。

下は、三菱UFJアセットマネジメント(旧:三菱UFJ国際投信)野尻氏のコメントです。

ファンドの投資資産の売買コストについては、複数の会社に注文を出して、コストの最も安い会社に発注している。また、為替のようにオファー・ビット(売値・買値)にコストが織り込まれているものについても、有利な条件を提示する会社を探す。さらに、保有株式を証券会社等にレンディング(貸株)することで、貸借料を獲得し、コストの埋め合わせに充てている。

 こうした対応は、いずれも運用規模が大きいほど交渉力が高まり、お客さまにメリットをより享受していただきやすくなる。純資産額の大きいファンドには、アドバンテッジ(強み)がある。

引用:時事フィナンシャルソリューションズ 「インデックス・ファンド、運用の工夫を競う=コスト下げ、連動性を高める-三菱UFJ国際投信・野尻氏」 2022年03月24日 09時00分

現時点で、運用管理費用(信託報酬)が安いのは「楽天・S&P500インデックス・ファンド」ですが、将来的に、また最終的な実質コストを確認するまではわかりませんね。

運用方法

マザーファンド方式

【楽天・S&P500インデックス・ファンド】 

ファミリーファンド方式と言って、複数のベビーファンドと呼ばれる投資信託からお金を集めて、マザーファンドと呼ばれる投資信託に投資します。

この場合、「楽天・S&P500インデックス・ファンド」がベビーファンドです。

マザーファンドが一括して株式に投資するため、大規模で効率の良い運用が可能となります。

出典:楽天・S&P500インデックス・ファンド  投資信託説明書(交付目論見書)使用開始日:2023年12月1日

【eMAXIS Slim米国株式(S&P500)】

同じくファミリーファンド方式を採用しています。

「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」がベビーファンドで、「S&P500インデックスマザーファンド」に投資します。

出典:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 投資信託説明書(交付目論見書)使用開始日 2023.7.25

投資比率

「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」は、先物取引等を利用し、投資比率が100%を超えることがあります。

現金を残さない分、効率の良い運用ができますが、値動きも大きくなる傾向があります。

「楽天・S&P500インデックス・ファンド」も同様の仕組みのようなので、ここでは大きな違いはなさそうです。

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【まとめ】結局どっちがいい?

長くなりましたが、「楽天・S&P500インデックス・ファンド」と「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」では、どちらに分があるのでしょうか。

現時点で無理やり決めるのであれば、こんな感じになります。

コストやリターンについては、データが少ない上に僅差です。

しかも、リターンにポイントは含めていません。

(楽天「投信残高ポイントプログラム」でも述べたとおり、個人的にポイントはそこまで重要ではないと考えています。。)

コストやポイント還元といった実利を重視して「楽天・S&P500インデックス・ファンド」を選ぶのか。

それとも、運用に信頼の厚い「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」を選ぶのか、ここは価値観によるのかなと思います。

とはいえ、銘柄の変更はいつでもできます。

当ブログでも、定期的に更新していく予定ですので、状況を見ながら決めるのも良いと思います^^

比較するデータが少なく恐縮ですが、本記事が少しでも疑問解消のお手伝いになりましたら幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

\楽天証券では取り扱っていませんが、「SBI・V・S&P500」の比較もしています/

\当ブログでは、日経平均に連動する投資信託・ETFにて、1日~数か月の取引を記録しています/

こちらもご覧いただけますと励みになります✿

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